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訪問連だよりvol.34 工夫したい衝動!

June 4, 2020

 

日々の業務お疲れ様です!
今日もさくさくと雑談してまいります。

 

週末、外出の機会が減ったので片付けをしております。

 

…というと模範的ステイホーム人種という感じですが
実際のところ

 

「××を処分したら××を買おうか」
「掃除に時間を取られたから昼はあの店のテイクアウトを初めて使ってみようか」

 

などなど、ひとつの無駄を処理してあらたな無駄を手に入れている感が自分でもぬぐえません。

 

福祉の取材できなくてずーっと雑談してますしねぇ

 

 

無駄をはぶき外出自粛を徹底するなら、日用品以外の買い物を検討するべきじゃありません。

 

食事だってテイクアウト店舗に繰り出すより、冷蔵庫にあるものを食べるべきなのです。

 

でも、頭にモクモク広がる「××のある新しい景色」「新しいメニュー」!

 

 

どうしてそういう「やらんでもいいこと」をしてしまうのか。

 

 

気分転換。何か、何か、こう今までと違う事をしてみたい。
じっとしていられない。

 

この不可解な衝動に私たちはなかなか抵抗できず、

 

家にいれば片付けようとした本を読みふけって部屋を荒し、

 

あるいは肉体改造を唐突に思いついて自宅フィットネスを調べだし(そしてやらない)、

 

あるいは夜の街でコロナウイルスをふりまいたりもらってきてしまうのです
(今週のニュースでそんなのがありました)

 


菌さんウイルスさんは我々のじーっとしていれない性分とまことに相性がよく
疫病と人と戦いの歴史はあまたの「やらんでもいいこと」が埋まっています。

 


たとえば歴史の教科書の中、あるいは遠い遠い国の疫病というイメージの「コレラ」。

 

 

公衆衛生の概念がない時代には、加持祈祷やお札を家に貼るといった行為で
病と戦っていました…戦いになってないですね。

 

ですが、心の平安のために何かしないといられなかったのでしょう。

 

コレラには危険な病=獰猛なイメージから「虎狼痢(コロリ)」「虎列刺(コレラ)」と
強そうな字が当てられ、奇怪な化け物として描かれることもありました。

 

 〇『虎列刺退治(東京都公文書館所蔵、請求番号「お 114」より)

 

明治19年の錦絵です。中央の獣らしき物が虎列刺さん。

 

虎列刺さんは虎の頭部に狼の胴体、狸の巨大な睾丸を持つ物として描かれています。

 

虎、狼は「虎狼痢」の当て字に登場するし強そうなので「妖怪 虎列刺」の要素に入るのはわかりますが、ここにどうして狸の巨大睾丸成分が加入してくるのでしょう…。

 

狐、狸は人を化かす力がある。


そして不思議な力を使う狸は大きく大きく広がる睾丸を持つ(陶器の狸がそんな感じですよね)…

 

という江戸期の物語の定番イメージでしょうか。

 

おそろしい伝染病のキャラ化してまう。これも「やらずにいられない」の一種でしょう。ヨーロッパでは疾病はドクロや死神として描かれることが多かったですが、なんだかゆねるキャラ感があります。

 

この絵の中では「梅酢がコレラによい」と紹介されています…。

 


「昔の人は知識がなかったからおかしなことをしたんだなぁ」


と思いたくなりますが、いえいえ。
今の人もなかなかなのです。

 

コレラは21世紀の日本でもわずかながら感染例があります。
それも、海外への渡航歴がない人の発症もあるのです。

 

 

2001年の夏。
公園のトイレの水を生活用水として使い、隅田川の亀を調理して食べた二人が発症したのです。

 

 〇「亀たべるの!?」(かめきち・16歳・雌)

 

かめきちは食べないよ!
梅屋敷で580円で買ったけど今は大事な家族だよ!

 

それはさておき、IASR(病原微生物検出情報)に、この発症例が紹介されています。

 

感染源の完全な特定はされていませんが、

路上生活者で共同で食事をすることもある二人は公園の障がい者用トイレの水を生活用水に用い、採れた亀を調理することがあったという記述があります。


幸い二人とも回復することができたそうですが、彼らにとって亀食は


「これを食べなければひもじい死んでしまう」


という類の食事ではなかったのでしょう。

 

もちろん「ラクにすぐ食べられる」食事でもない。

 

数人での捕獲のプロセスや調理の過程を楽しむ、素敵な感じに言ったらジビエのディナーだったわけです。

 

 

ごはんはおいしく。
創意工夫。
でもまさかこんな病気になるなんて。

 

 

「隅田川の路上生活者がコレラ」という突飛なニュースからはそんな彼らの日常がかいまみえて
「わからんでもないなぁ」という気持ちにさせられます。

 

どっちかが料理自慢だったのかなー

 

行動せずにいられないわたしたち。


正しい知識を身につけ、じっと不動心で過ごす…のは難しいですね。

 

「せめて亀のようにおだやかに」とまとめようと思ったのですが…

 

よく考えたら亀は案外活発!

横になっている人間の背に乗るとか、撫でるように催促するとか
自分を無視する飼い主に口から水を吐くくらいのことはする!

 

マジでポケモンみたいだった

 

そして俊足! 覚えておいて!

いい話的まとめに失敗したので、今日はミドリガメの実態を訴えて解散とします!

 

生き物に触ったら手洗い! 外から帰ったらうがい手洗い!


今日の業務に行ってらっしゃい!


 

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