訪問連だよりvol.20 福祉と笑い「目薬って目に刺しちゃダメなんですかぁ?」

日々の業務お疲れ様です!

更新遅れてしまってすみません…

気を取り直して!

令和2年もなんとなく! 雑談とインフォメーションをお届け!

この前家族と健康法がどうこう的なテレビ番組を見ていたのですが、 その中で

『衛生的観点から、目薬の容器の先を眼やまつ毛に触れさせてはいけない』

という注意喚起のVTRに対してタレントさんが

「目薬って目に刺しちゃダメなんですかぁ~? わたし知らなかった~!」

と言い、司会者にたしなめられ…といった一幕がありました。

他のゲストにいじられながら「だって『目薬をさす』って言うから~☆」という 彼女はいわゆる『おバカタレント』として有名な方。

テレビを見てるうちのママ(もうすぐ後期高齢者)は

「ハーッ! こんなことも知らないなんてッ!」

とテレビにしゃべりながら画面に集中…という塩梅でして。

まあ、何といいますか。

これって件のおバカタレントさんが

「目薬容器の先端を体に触れさせない事」

という番組が提供したい情報を強調する役目を負っている図ですよねぇ。

無知で間違える人代表として笑いを提供しながら。

うちのママはこの構図にがっつりハマって番組に見入っているわけです。

笑いにはしばしば、そのユーモアの意味を理解している人が「わかってない人」を 嘲笑するという残酷な一面があります。えぐい。

(上の例でいえば目薬の注意を元からわかっていた視聴者が、わかってなかった おバカタレントさんを笑うという構図)

それで思い出したのですが、

「宴会で気が利いたことを言えない者はその場を去らなければいけない」

という恐ろしい世界を描いた映画を観たことがあります。

『リディキュール』(1996・仏・パトリス・ルコント監督)というタイトルです。

リディキュール(ridicule)はまんま、「滑稽で愚か」とか「物笑いの種」という ニュアンスの言葉だそうです。

〇『リディキュール』(1996・仏・パトリス・ルコント監督)より

映画はこんなあらすじ。

フランス革命前夜。

地方の困窮は厳しく、地方貴族の主人公ポンスリュドン(恐竜みたいな名前だ)は 領民の苦しみを訴えるべくパリに出ますが、中央の貴族たちにまるで相手にされません。

ところがひとりの男が彼に宮廷を渡り歩く知恵を授けます。

宮廷での最高の武器は"エスプリ"。

日本語で「機知」と訳される言葉ですが、ここでは気の利いた言い回しの応酬と

その果てに敵がイケてない奴であることを知らしめて退場させる話術を示します。

(監督はこの映画を『言葉の西部劇』と評していました)

腐敗と爛熟のただなかの宮廷では、言葉遊びのうまい者が脚光を浴びて

エスプリバトルに負けた者は政治的発言力も失ってしまいます。物笑いの種となって。

ポンスリュドンにはこの才能がありました。

彼は男の師事を受け、エスプリの達人として社交界にうってでます…

と、まあそんなお話。

ポンスリュドンは宮廷の華やかさに魅入られる部分はありつつも、

最終的にはこの華やかな腐敗からは距離を置き、領地へと帰っていく筋立てだったかな。

映画を観たのはもう20年くらい前なんですが…

時の流れこわい

違う時代・違う文化を知るという描くという意味で面白い映画でしたが

人が人をバカにしきったら勝ち! という文化は

「ここにいたらたまったもんじゃないなぁ」

「まあ、私なんかじゃ戦いのリングにすら上がれないだろうけど」

「それでも出会いがしらの事故的に何か話すよう言われて、笑われる展開なんかあったんだろうな」

「…エスプリ怖すぎ」

という印象を抱いたものです。

さーてそろそろ福祉の話。

おフランス宮廷で笑われていたのは「話のつまんない奴」なのですが、日本でも

昔々の芸能では座のイケてないものを笑うことはありました。

中でも、体の不自由な方を笑うという筋立てのものが珍しくありませんでした。

狂言の不聞座頭不見不聞(きかずざとうみずきかず)という演目は、ズバリ

視覚障がい者と聴覚障がい者のふたりが留守番をつとめたことによる混乱が笑いの中心。

落語でおなじみの登場人物「与太郎」は、おおむね軽度の知的障がい者を

戯画化したような描写です。

このような笑いは時代と共にどんな風に変わっていったのかな?

変わっていないのかな?

みたいな話をまた次回! です!

ところで今回も告知!

たくさんの申し込みいただいてます第3回定期連絡会!

申し込み締め切りは12(水)!

概要

第3回定期連絡会 (NPO法人大田区介護支援専門員連絡会協力) いまだから知りたい訪問介護の使い方

日時 令和2年2月19日(水)18:30~20:00

会場

池上会館 2階 第2会議室

講師 横浜市福祉サービス協会 南介護事務所 所長 新井 仁子氏

それでは皆さま今日の業務お気をつけて! 行ってらっしゃい!

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